【特別区経験者採用】「専門」予備校の価値

【相談内容】

私は昨年から筒井先生の経済学などの授業を受けてきたので、ぜひ筒井先生に面接指導をしていただきたいのですが、Gravityでは社会人採用の場合でないと申し込みはできませんでしょうか？

大変恐縮ではありますが、ブログなどでご回答いただけたらなと思います。よろしくお願い致します。

学生からの依頼は…

これは非常に重要な問い合わせですね。
実は、同様の問い合わせを何十件といただいておりますので、この際我々のスタンスを示しておきたいと思います。

まず結論から申し上げますと、我々Gravityは「学生の方」からのご依頼を承っておりません。
大変申し訳なく思いますが、これが我々のスタンスです。

では、何故学生の方からのご依頼を承っていないのか。
それは我々Gravityのコンセプトが「経験者採用『専門』予備校」だからです。

少し余談から入ります。
実は私、こう見えて大の甘党でありまして、いわゆる甘いものが大好きなんですね。

中でも最近のお気に入りは、「日本初！生クリーム専門店 MILK（ミルク）」さんのミルキーソフトパフェ。
これがもう悪魔的に美味しい。

藤原竜也が食べたら、確実に「悪魔的だ～！」と言うくらいに美味しい。
「キンキンに冷えてやがるっ…！」とは言わない程度の絶妙な冷たさ加減もポイントです。

でまぁ、そんな感じでとても美味しいMILKさんなんですけど、なんでそんなに美味しいのかって言ったら、理由は明快でありまして、使ってる生クリームが美味しい。
もうね、旨味が押し寄せて来るんですよね。

じゃあね、なんでそんなに生クリームが美味しいのかって言ったら、それは「MILKさんが生クリーム専門店だから」ってとこに落ち着くと思うんですよね。
つまり、「生クリームに特化する」。
その結果として素晴らしい味が出せる。

もちろん、特化すれば必ず素晴らしい味が出るのかっていうと、そうは問屋が卸さないのがビジネスの難しいところであるわけですが…
しかし確実に言えることは、他の条件が一定の場合、特化しないよりは特化したほうが良い味になるだろうということでありまして。

これこそが「専門店」の強さであります。
何かに特化して、専門店となることによってこそ、その領域について他の追随を許さない圧倒的な存在となれるわけで。

しかしです。
特化するということは、裏返しますと、その特化する領域以外のことはやらない、という意思決定に他なりません。

つまり、先のMILKさんに当てはめるのなら、MILKさんが生クリーム専門店であるということは、生クリーム以外のものには手を出さないと宣言しているのに等しい、ということです。
もちろん、理屈の上ではMILKさんは生クリーム以外のものにも手を出すことはできます。

しかし、それをし出した途端、本体である生クリームの味は多少なりとも落ちるのではないでしょうか。
なぜなら、企業の有する資源（資金、労働者、物的資本など）が有限である以上、生クリーム以外のものに資源を割けば、生クリームに割ける資源が相対的に減少すると考えられるからです。

そして、この理屈は公務員試験業界および我々Gravityにも当てはめることができるでしょう。
現状の公務員試験業界においては、各予備校とも大卒程度試験と経験者採用（社会人採用）試験の両方に手を出しています。

しかし、各予備校にとってのドル箱は圧倒的に大卒程度試験であり、経験者採用試験へのサービス提供は申し訳程度にしか行われていません。
少なくとも、資源のほとんどを大卒程度試験に投下しているのは事実だと言えるでしょう。

ですが、我々Gravityはそうではありません。
経験者採用・社会人採用・氷河期採用に特化した専門予備校として、つまりは専門店としてサービス提供をしています。

そして、この記事を書いている時点においては、経験者採用専門の予備校は日本で我々Gravityのみです。
だからこそ、特別区のみならず、全国の市役所・県庁・国家公務員など、経験者採用に関して圧倒的な価値を提供できるのです。

しかし、我々が経験者採用の専門予備校を名乗るということは、経験者採用以外には手を出さないという強烈なコミットメントでもあります。
そして、そのようなコミットメントがあるからこそ、経験者採用受験生に信頼してもらえる、安心してもらえる、利用してもらえるのだと確信しています。

我々Gravityは、大卒程度試験には手を出しません。
我々は、経験者採用試験に特化した『専門』予備校です。
それこそが我々のスタンスであり、強みの源泉であり、プライドです。

したがって、大変申し訳なく思いますが、「学生の方」からのご依頼を承ることはできません。
本当に申し訳ないです。

ですが、こういった形で質問をいただければ、YouTubeやブログでお答えすることはできます。
ですので、ぜひ以降も遠慮なくご質問ください。

質問者さんの合格を心から祈っています。

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