【特別区経験者採用】筆記試験会場での服装について

特別区経験者採用

相談内容

特別区の経験者採用試験を受験予定です。Gravity様を利用したかったのですが、定員とのことで今年は独学で挑戦しようと思ってます。

今回は筆記試験当日の服装についての質問です。試験当日はスーツを着ていった方がいいのでしょうか?

ネットで調べると「ビジネスカジュアルで行くべき」「私服でいい」などの意見があり、どうすればいいのか分からなくなりました。

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【特別区経験者採用】筆記試験会場での服装について

YouTube文字起こし+補足

私服で行くべき

これは毎年よくいただく質問ですね。結論から申し上げますと、私自身は私服で行くべきだと思っております。

私服でいいではなくて、私服で行くべきだと私は思っています。で、どうしてなんですかというお話なんですけども。

私服でいいというふうに申し上げると「それは本当はスーツで行くべきなんだけど、ギリギリ私服でも大丈夫って意味ですか?」っていう解釈をなさる方が結構いらっしゃるんですよね。そうじゃないんですよ。

本当にスーツで行く必要ってのは全くなくて、私服でいいんですよ。で、それ以上に私は私服で行った方がいいと、行くべきだと思ってるんですね。

で、いろんな理由が挙げられるんですけれども、最大のものは何といいましても、スーツってちょっと疲れますよね?これを見てくださってる皆さん方の中には、毎日スーツを着るような仕事をしてらっしゃる方もいれば、そうでない方もいらっしゃると思うんですけれども、スーツ着てるときって、なんとなく疲れませんか?私服でいるときよりも。

それには理由がきちんとあるんですよね。2つぐらいあげられる。

1つ目、スーツってものにもよるんですけれども、私服と比べたときに伸縮性がないことが多いんですよね。あんまり伸びないと。

なので、どうしても体がちょっとだけ締め付けられるような感覚になりがちなんですよ。私服に比べれば、っていう話ですよ?

ということでもありますので、どうしてもちょっと体が締め付けられて、疲れちゃうってのが1つ目。

2つ目は何かといいますと、私服と比べたときにスーツってちょっとだけ重たいんですよね。もちろんこれはモノにもよります。

スーツがどんな形状のものなのか。あるいはどういう素材のものなのか。

こういったものにもよるんですけれども、基本的にはやっぱり私服よりもスーツは疲れると。疲れるから何なのっていう話なんですけれども。

筆記試験を受ける、これってシンプルに疲れるじゃないですか。そうですよね。

で、とくに特別区経験者採用の場合って、教養試験だけじゃなくて、論文が2発もあるわけですよ。すなわち、課題式論文と職務経験論文ですよね。

これ、終わってみるとわかるんですけども、終わった瞬間ものすごいどっと疲れが出るんですよ。ということで、ただでさえ試験を受けるときって疲れるわけですよ。

そこにですよ、スーツを着て、いつもよりもちょっと疲れるなっていう負荷をさらに加えるっていうのは、私はあんまり推奨できないなっていうのが正直なところですね。私自身はどうしてたのかっていうと、ガチガチの私服で行きました。

普段皆さん、私のスーツ姿というか、割とちゃんとした服装を見慣れてると思うんですけれども、その皆さん方からすると、おそらく私だっていうことが識別できないぐらい、ガチガチの私服で行きました。本当にもうズタズタのズタ袋みたいな、そういった服を着ていったんですよね。

なんでかっていうと、それが一番楽だろうというふうに思ってたからです。ということでもありますので、ぜひこれを見てくださってる皆さん方におかれましても、私服、それも可能な限り身軽な私服で行くこと私は推奨したいと思います。

面接で不利に働く…?

しかしですね、そう申し上げますと、おそらく皆さん方の中には「でも私服で行って、採用担当者の人とかにそんなズタズタの服見られたら…面接での評価、不利に働いちゃうんじゃないんですか…?」とか、そういうふうに思われる方もいると思うんですよね。

実際、ネット上の記事の中にはスーツで行かないと不利になりますっていうことを言ってる方も一定数いらっしゃるんですよ。

なんですけれども、私はこれは俗論だと思ってます。すなわち、妥当な認識だとは思いません。

で、なぜそう言い切れるのかと言いますと、理由は非常に明快でありまして、皆さん方が筆記試験を受ける会場、この会場にいる試験監督と、皆さん方が面接で出会うことになる面接官は全く別物だからということであります。

とくにですね、会場で受験してみるとわかると思うんですけども、たいていの場合筆記試験の会場にいる試験監督は比較的若めの職員が担当しています。これは行ってみると絶対にわかります。

一方でですね、面接はどうなのっていったときに、基本的には特別区の管理職級が出てくるわけですよ。ということはですね、試験監督と面接官が別である以上、皆さん方がどんなにズタズタの服を着て行ったとしても、それが不利に働くチャネル自体が存在しないんですよね。

そもそもですよ。受験案内には、筆記試験を受けるときの服装規定なんて書かれてはいないですよね。だとすればですよ、皆さんが仮にどんなにクレイジーでファンキーな格好していったとしても、それをもって面接で何かマイナスの評価を下すっていうことはできない、ということになりますよね?

ということで、面接での評価がネガティブな方向に動いちゃうのかなとか、そういった不安を抱く必要は一切ございませんので、ラフな格好、私服で行く、こういうことを推奨したいなと思っております。

冷え性の人は注意

ただしですね、一点だけ注意がございまして。

羽織れるもの、軽くでも羽織れるものを持っていった方がいいと思います。

というのはですね、筆記試験の会場、今年どこなのかってのはまだ判明しておりませんけれども、例年ですと、都内の私立大学で実施されることになるんですね。例えば、昨年に関して申し上げますと、茗荷谷の拓殖大学ですとか、あるいは立正大学、こういったところが受験会場となっていました。

こういった大学、もちろん教室にもよるんですけれども、たまに会場がものすごい冷えてるときがあるんですよ。というのも、試験が実施されるのが9月の初旬じゃないですか。

まだちょっとだけ暑いかな、ぐらいのシーズンなんですよね。ということもあって、試験会場が冷えてるんですよ。

もうカイジ並に「キンキンに冷えてやがる…!!」ようなところもあったりするんですよね。もちろん全ての会場ではないでしょうけれども、そういったときには空調が全館でコントロールされてしまっているので、残念ながら部屋の温度を上げてくださいって言っても通らないことが多いんです。

ということでもありますので、体温調節ができるように、羽織れるものは持っていったほうがいいのかなと思っております。ベストな体調で筆記試験を受けたほうがいいと思いますので、ぜひ注意していただきたいなと思っております。

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