相談内容
現在、市役所で任期付職員をしている33歳です。
正規職員を目指して受験を続けてきましたが、これから先も再チャレンジするか、諦めて民間にいくかで迷っています。
予備校やキャリアカウンセラーなどにも相談していますが、再チャレンジしたほうがいいという声と、民間にいったほうがよいという意見で分かれています。
職歴が恐ろしく悪く、面接が病的に不得手な私でも合格の可能性はあるでしょうか。
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わたしなら…
これは非常に難しい意思決定だとは思うんですけれども、あくまで私であればということで申し上げますと、私なら再チャレンジという道を選ぶかもしれませんね。
どうしてなのか、どうして民間を選ばないのかというところからまずご案内をしていきたいと思うんですけれども。
まずですね、民間企業、当たり前ですけれども、転職をしたいっていうときには、ES、履歴書っていうのをまず送ることになりますよね。
そのときに民間企業って、採用の段階でその志望してきた個人について過去の経歴だったり職歴っていうのを結構じっくり見るっていうところがありますよね。
その個人が今までどういうような職歴をたどってきたのか、あるいはどういう大学を出ているのか、その個人の過去っていうのに注目をして、それで採る採らないとか、あるいは面接をやるやらないっていうのを決めていくわけですよ。
つまり、民間企業は比較的その個人の過去っていうのを大事にしていくと。
これを考えたときに、少なくとも質問者さん自身は、自分自身の職歴が恐ろしく悪いな、あんまり良くないなっていうふうに自覚をされてるわけですよね。
だとすると、おそらく民間企業、転職しようと思ったときに割と履歴書とかESとか、その申し込みのタイミングではじかれてしまう可能性が高いんじゃないかなというふうに思うんですよね。
あくまで私見なんですけど。
その点ですよ、例えば公務員の場合って、その個人の過去がどういうものであったとしても、少なくともきちんと面接にたどり着くことができるわけですよね。
しかも、例えば職歴がどうだからとか、あるいは大学のレベルがどうだからっていうふうに、その個人の過去、どれぐらい重視するのかっていうと、少なくとも民間よりはそんなに重視してないなっていうふうに私は明らかに感じています。
つまり質問者さん自身は今、自分自身の過去に自信がないと。
民間企業は割と過去を見てくるのでちょっと厳しいんじゃないのか。
でも少なくとも公務員採用だったりとか転職をしていこうというときには、民間に比べれば過去、そこまで重んじられないっていうところがあるので、あくまで相対的にはですよ。
なので、私は公務員の方がまだね、再チャレンジだったりとか、正規職員を目指していく余地があるんじゃないのかなというふうに思います。
特に質問者さんは今、任期付職員で市役所勤務されてるわけじゃないですか。
となると、例えば面接に入ってから話せる内容だったりとかも一般的な人に比べるとたくさんあると思うんですよ。
行政実務に従事してるわけですからね。
そういった意味でも、私は再チャレンジの方がまだ、いわゆる正規の職たどり着ける可能性ってのは高いんじゃないのかなっていうふうに思いますね。
受験戦略を再考すべき
ただし、受験戦略については再考すべきじゃないかなと思います。
仮に再チャレンジをしていくのであれば。
どういうことかと申しますとね、これ質問文にはあんまり細かい記述ってのはなかったんですけれども、質問者さん、おそらく自分が今勤めている今、任期付職員をしている市役所、そこしか多分受験なさってないんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。
その場合に何が問題になるのかっていうと、やっぱり経験者採用枠って、どの市役所あるいはどの県庁どの国家の組織だったとしてもやっぱり倍率がすごく高いんですよね。
となってくると、例えば一つしか受験をしないっていうときには、確率的にはですよ、あくまでも確率的には落ちる可能性の方が圧倒的に高いわけですよね。
例えばの話をしますと、これ質問者さんのね、個人情報、ちょっと質問文の中からカットさせていただいてますけれども、質問者さんが毎年受験をなさっている組織に関して言えば、面接にたどり着いてからの倍率が3倍ぐらいじゃないですか、だいたい毎年ね。
ということはどういうことかっていうと、33%の確率でしか合格することはできないわけですよね。
でしょ。
これって、言ってみれば、じゃんけんと同じ勝率っていうことですよね、あまり勝つことはできないと。
でも質問者さんが例えばね、最低1回じゃんけんで勝ちたいと思ったら、じゃあどうすればいいと思います?
これ、答えはいたってシンプルでありまして、3回勝負すりゃいいじゃんって話になってくるわけですよね。
ここで私は何を言いたいのかっていうと、要するに公務員試験でも同じことが言えるんじゃないかと。
つまり、試行回数を増やしましょうよっていうことなんですよね。
試行回数を増やすってどういうことだよ受験戦略においてって言ったら、これはどういうことかって言ったら併願先を増やそうということですね。
今例えば一つのところしか受けていないんだったら、併願先ってのを増やしていく。
例えば、県庁も併願をしてみるとか、あるいは国家公務員ですよね。
ここも併願をしてみるとか、経験者採用ですよ。
そうすると少なくとも三つの併願先を確保できるわけじゃないですか。
あくまで仮にの話として、どの志望先も面接に入ってからの倍率がだいたい3倍ぐらいだということなのであれば、確率的に言うのであればどこかには入れるんじゃないのかなっていう公算は立つことになりますよね。
でしょ。
もちろんこんなに単純じゃないだろうという意見もありうると思うんですよ。
でも少なくとも1回戦ったときの勝率が3分の1しかなくても、試行回数を増やしていけば勝てるんじゃないのか、少なくともその見込みは立つよねっていうことは言えそうですよね。
ということでもありますので、私は受験戦略を再考して、自分が勤めている先、自分が入りたい先以外のところも受験をしていくっていうことを考えるべきじゃないかなというふうに思います。
自身の目標を再確認する
でね、今、受験戦略の話をしたんですけれども、本来受験戦略っていうのは、目標、自分が掲げている目標が何なのかによって決まってくるものだと僕は思うんですよ。
これを考えてみたときに、ぜひ皆さん方にやってみていただきたいのが、ご自身の目標が本当のところ何なのかっていうのを再確認してみてほしいんですよね。
例えば質問者さんの目標はね、自分自身が今、任期付職員を務めている市役所ここで正規の職員になることが自分の目標なんだという場合には、先に申し上げた併願なんていうのは別に考える必要はないのかもしれません。
当然その場合には、厳しい戦いを強いられることにはなりますよね。
でも、例えばの話をしましょう。
質問者さんの目標をもう1回再確認してみたら、振り返ってみたっていうときに自分も30代の半ばに近づいてきたし、そろそろ正規の職員になりたいな、公務員として正規の職員として働きたいなっていうのが目標だったとしますよね。
つまり公務員になることを第一目標にするんだと。
その場合には、自分が今勤めている市役所だけではなくて、併願をした方がいいんじゃないのか、むしろ併願をすべきだっていうことになってきますよね。
という形で受験戦略が決まってくると。
なので、皆さん方の目標が何なのかっていうのが決まってこないと、最適な戦略っていうのはあんまり決めることができないんですよね。
ですので、特にね、社会人の皆さん方にあっては、本当のところ自分の目標って何なんだろうと。
公務員になることが目標なのか、特定の志望先に合格することが目標なのか、ぜひこのあたりについてはきっちり振り返った上で、自分の目標はこれなんだっていうのをぜひ言語化してみていただきたいなっていうふうに思っております。
ということで今回はね、再チャレンジをするのか、民間に行くのかというようなかなり複雑な意思決定についてのご案内でした。
おそらくこれを見てくださってる皆さん方の中にはね、そこまでではないにしても、結構いろんな悩み事、どっちの方がいいのかなっていうのって迷うこともあると思うんですよね。
その場合には、この概要欄にもね、貼っておきますけれども、質問フォームがありますので、ぜひそこからね、ご自身の悩みだったりとか、相談というもの、ぜひお寄せいただければなというふうに思っております。
それではまた次回以降の悩み相談でお会いしたいと思います。
ありがとうございました。
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