仙台市役所社会人経験者採用試験の対策記事をまとめています。
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難易度・倍率
【記事要約】
ボーダーについては統計学的に推定するのが困難です。一般的には、40点満点の試験において、24~28点が目安とされていますが、あくまで経験的に言われているものにすぎません。その理由として、多くの経験者採用試験では自己採点ができないため、受験生がどれくらいの点数だったのかが把握できないことが挙げられます。
社会人経験者採用の受験生は、大卒者が多いことが一般的です。仙台市の受験生に限定しても、過去に指導した受験生のほとんどが大卒者または大学院修了者でした。その意味で、競争は比較的激しいと言えるでしょう。その意味で、仙台市の試験は難易度と倍率ともに高いのが特徴です。
勿論、高卒者であっても試験に合格できる可能性はあります。ただし、英語が得意でない場合は、数的処理・現代文・一般知識・論文に力を入れることが重要となるでしょう。
とくに論文に力を入れることは非常に効果的だと言えます。多くの受験生は択一対策にばかり注力しており、論文対策が疎かになっていることが多いからですね。
教養・論文対策
【記事要約】
数的処理と文章理解の問題に毎日取り組むことが重要です。これらの問題は公務員試験の筆記試験で大きな割合を占めるためですね。数的処理と文章理解は、1日勉強をしないとカンが鈍る性質があるので、忙しくても毎日触れるように心がけてください。1日1問でもいいので、数的処理の各分野(数的推理、判断推理、空間把握、資料解釈)と文章理解(現代文、英文)に触れることが望ましいでしょう。
また、仙台市の社会人経験者採用の受験案内には、出題分野として空間把握が記載されていないことがありますが、実際の試験では出題されるため、空間把握の対策も必要です。
一般知識対策としては、時事問題と社会科学に焦点を当てることが重要です。仙台市の社会人経験者採用の要項では、「社会科学、社会事情等の知識問題」と記述されており、社会科学と時事問題がメインで出題されます。
働きながらの受験であることを踏まえると、社会科学の中でも政治・法律を優先的に対策することが効果的でしょう。これらの分野は暗記で対応できる部分が多く、経済のような「理解」を要求する問題よりは取り組みやすいはずです。
最後に論文試験ですが、非常に重要であり、職務経験や社会人経験に基づくエピソードを整理しておくことが強く推奨されます。とくにトラブル対応・リスク対応・チームワークや協調性に関するエピソードを整理しておきましょう。
仙台市の論文試験は時間がタイトで、1200字を90分で書く必要があります。そのため、構成をじっくり練る時間はありません。したがって、事前に整理しておいたエピソードを使って素早く書くことが重要です。
教養試験対策
【記事要約】
仙台市の教養試験対策について、3つのポイントに絞ってご紹介します。まず1点目は、社会科学に重点を置いて勉強していただきたいということです。仙台市の一般知識科目では、社会科学だけが出題され、人文科学と自然科学は出題されません。これは他の市役所とは異なる特徴ですね。
昨年の試験では、社会科学は全体で7問出題されました。政治・経済・法律の内訳で、それぞれ2問、3問出題されています。仙台市を第1志望とする方は、他の科目に手を出す前に、まずは社会科学を徹底的に鍛えることが重要です。
2つ目のポイントは、時事問題に力を入れることです。仙台市の経験者採用では、時事問題の出題数が非常に多く、例えば一昨年と昨年は10問以上出題されています。これは特別区など他の自治体と比較しても多いため、時事問題を徹底的に鍛える必要があります。
対策には『速攻の時事』という参考書をオススメしますが、初学者には情報量が多くて難しいかもしれません。そこでGravityでは公式LINEで時事対策のお役立ち情報を発信しているため、不安がある方はぜひ登録してみてください。
3つ目のポイントは、数的処理の対策に関してです。仙台市経験者採用では、数的推理、判断推理、空間把握、資料解釈の4分野がバランス良く出題されます。一昨年と昨年は各分野から3問ずつ出題されました。
これらの特徴から、特定の分野に絞るのではなく、4つの分野をバランス良く鍛えることが良いでしょう。基本方針としては、少なくとも基礎的な問題を解けるように4分野を満遍なくトレーニングすることが望ましいです。
スラムダンクに学ぶ
【記事要約】
仙台市経験者採用の社会科学と時事問題の重要性について、改めてお伝えします。
まず、社会科学の出題数は、昨年・一昨年ともに全体で7問となります。対策としては、一冊のテキストを徹底的にやり込むことが重要です。2か月あれば基本的な内容を覚えることができるでしょう。
社会科学の学習に悩んでいる方は、Gravityの公式LINEに登録して、そこで推奨されているテキストを参考に対策を進めると良いでしょう。
次に時事問題ですが、仙台市社会人経験者採用では例年10問以上出題されており、無対策は危険です。時事対策本(例:『速攻の時事』)を徹底的にやることが重要でしょう。ただし、社会科学と時事問題のどちらが重要かというと、社会科学の方が優先度が高いです。
時事問題は不確実性が高いため、出題内容を100%完全に予測するのは困難です。一方、社会科学はテキストから逸脱した範囲が出てくる可能性が低いため、対策をした際に報われる可能性が高いです。
忙しい受験生は、社会科学と時事問題のどちらを勉強するか悩むことがあるかもしれませんが、その際は社会科学を優先してください。ただし、時事問題の重要性が低いわけではないので、誤解をしないように注意しましょう。
時事問題と社会科学に関しては、必殺技のような勉強方法はなく、反復回数が何よりも重要です。スラムダンクに登場する天才・桜木花道ですら、地味な反復練習でスキルを磨いています。勉強でも同様に、スタンダードな教科書を何度も読み返すことが重要です。
1つの提案としては、1週間のうち1日を「復習専用の日」にしてみることをお勧めします。例えば、月曜日から金曜日まで新たな単元を学び、土曜日を復習専用の日として、その週に学んだ内容を復習するようにすると、復習が疎かにならなくなります。
≫仙台市社会人経験者採用対策|スラムダンクに学ぶ【ネタバレ注意】
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