【仙台市社会人経験者採用】教養試験対策

【相談内容】

今年仙台市の経験者採用試験を受験予定です。

昨年も受験しましたが、対策不足だったせいか教養試験の段階で落ちました。

今年はせめて面接にたどり着きたいと思っています。

何かアドバイスを頂けないでしょうか?

【はじめに】

仙台市の教養試験対策については、これまでも動画を出したことがあるんですけれども、改めてご案内申し上げてみたいと思います。

諸々ご案内したことがあるんですけれども、今日は3つのことに絞り込んだ上でご案内をしていきたいと思います。

なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。

社会科学

まずは、1点目に、社会科学をやり込んでいただきたいというところですね。どういうことだよ?という話になるんですけれども。

まず、いわゆる一般知識科目。社会科学とか人文科学とか自然科学とか色々ありますよね。仙台市経験者採用については、社会科学だけが出題されて、人文科学と自然科学は出題がないんです。

これ結構、他の市役所とかとは違うところですよね。通常の市役所の場合には、自然科学も人文科学も出題があることの方が圧倒的に多いので。その意味で、仙台市の一般知識は特殊性があるわけですよね。

でも、何はなくとも、社会科学がたくさん出てくるということになってきますので。人文科学とか自然科学とか一切考える必要ございませんので、社会科学を重点的に対策していただきたいなと思っております。

昨年に関しては、社会科学全体で7問出題がございました。内訳としては、政治・経済・法律それぞれ2問、3問出題されたというところですね。

おそらく仙台市をお受けになる方々の中には、仙台市だけじゃなくて近隣の市役所とか、場合によっては特別区とか、横浜市とか、そういったところを併願なさる方もいらっしゃると思うんですね。併願先が色々あると、やっぱり社会科学だけじゃなくて、人文科学とか自然科学もやらなくちゃいけないという方は結構いらっしゃると思うんですよ。

仮にそうだったとしても、もしも仙台市が第1志望なのであれば、常に軸足は社会科学に置いていただきたいなとは思っております。

ということでもありますので、ぜひ仙台市が第1志望の皆さん方は、まずは一般知識科目の中で社会科学を徹底的に鍛えていくといった感覚をお持ちいただければなと思っております。

時事問題

2つ目に、時事問題についてご案内したいと思います。

仙台市経験者採用は、時事問題の出題数が非常に多い自治体の1つでありまして。例えば一昨年、昨年ということで申し上げますと、時事問題が全体で10問以上出題されてるんですね。これはかなり多いですよね。

例えば、一般に時事問題の出題数が多いと言われているのが特別区が挙げられますけれども、特別区でも時事問題の出題数は全体で6問という形になっておりますので、それよりも遥かに仙台市の方が出題数が多いわけですね。

ということは、やはり他の自治体と比較したときに、時事問題を徹底的に鍛えていく必要がありそうだなと。そういったことはご理解いただけると思います。

そうは言っても、「じゃあ、どの参考書で時事問題の対策を進めていけばいいんですか?」ということになるわけですけれども。これについては、仙台市を念頭に置くのであれば、私自身は『速攻の時事』と言われる時事対策の本をオススメしたいと思っております。

『速攻の時事』については、まだ今年のバージョンが出版されておりませんので、出版され次第、ぜひそちらをご購入いただいて対策として使っていただければなと思っております。

ただ、そうは言いましても。もしかしたら初学の方とか、質問者さんはちょっと違うかもしれないんですけれども、初めて仙台市を受験しますという方ですと、『速攻の時事』を読んでもなかなか内容が入ってこないなぁということもあるかもしれません。やっぱり情報量はそれなりにありますからね。そうなると、時事対策をやっていきたいのになかなか進まないということにやっぱりなってしまうと思うんですよね。

そこでなんですけれども、私どもGravityでは、公式LINEに登録していただいてる方々向けに、時事対策のお役立ち情報を毎年発信しております。ですので、時事対策ちょっと不安があるなぁとか、でも頑張ってみたいなという方がいらっしゃいましたら、ぜひGravityの公式LINE、概要欄にリンクを貼っておきますのでご登録いただければなと思っております。

数的処理

3つ目が、数的処理に関してですね。

数的処理については、仙台市経験者採用はかなりバランスよく出題されてまいります。すなわち数的推理、判断推理、空間把握、資料解釈。これらの4分野から、かなりバランス良く満遍なく出題がされてくるんですね。

具体的にどういった感じで出題されるのかと申しますと、一昨年、昨年につきましては、これら4分野のうち各分野3問ずつ出題されてまいりました。

ということでもありますので、ここから何が言えるのかと申しますと、なかなか「この分野に絞って対策をすればOK!」ということは言い難いということですね。

例えば、自治体によっては「数的推理と判断推理の出題数がかなり多いので、軸足はそこに置きましょう」とかそういったアドバイスができるんですけれども。ただ、仙台の場合には各分野3問ずつかなりバランスの良い出題になっておりますので、やっぱり基本的な対策方針としては、その4つの分野をバランス良く鍛えていくという形がいいのではないかと思っております。

もちろん、人によっては「自分は数的推理が得意なのでそこからやっていきたいと思います」とか、あるいは「空間把握が苦手なのでこの分野は切ろうと思います」という方もいらっしゃるとは思うんですね。それはそれで1つの意思決定だとは思うんですけれども。

ただ、やっぱり基本方針としては、バランス良く4つの分野。少なくとも基礎的な問題を取れるようにという形で、満遍なくトレーニングはしていただきたいなと思っています。

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