【名古屋市経験者採用(中途採用)】基礎能力試験の難易度と対策

【相談内容】

名古屋市職務経験者採用試験を受験予定ですが、今年度試験から教養試験の内容が変更となりました。

広報では、教養試験が特別な対策が必要ない試験に変更と紹介されており、第一次試験が基礎能力試験(4肢択一)となっていました。

これまでの教養試験とは内容的にどのような違いがあるのでしょうか。

また、特別な対策が必要ないとなっていても、受験にあたり対策は必要だと思います。

どのような対策を行えば良いのでしょうか。

【はじめに】

これにつきましては、私自身も名古屋市の公式HPで例題を確認いたしました。

それを踏まえてご案内をしたいと思います。

それでは早速参りましょう。

なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。

新教養試験Light

結論から申し上げますと、いわゆる「新教養試験Light」と言われるものに変更されたんだろう、と私どもは考えております。

まずは、新教養試験Lightって何だよ?というお話なんですけれども。細かいお話、色々あるんですけれども。ものすごくザックリ申し上げてしまいますと、今から申し上げる3つの分野についてだけすごく易しい問題を出しますよ、という試験のことであります。

その3分野って何?というお話なんですけれども。具体的に申し上げますと、

①社会科学と時事
②文章理解
③数的処理

この3分野についてだけ易しい問題、それも4肢択一式の問題を出しますね、というのが新教養試験Lightと言われる試験種です。

厳密な説明とか正式な名称は、必ずしも「社会科学と時事、文章理解、数的処理」という形にはなっていないんですけれども。内容的にはそういったものだとお考えいただいて大丈夫かなと思います。

すなわち、出題される科目数がものすごく圧縮された上で、4肢択一式になって問題の難易度もすごく易しくなりますよというスタイルですね。この意味においては、名古屋市経験者採用、非常に受けやすくなるというのは間違いないと思いますね。

参考までに申し上げますと、もしも新教養試験Lightだった場合には、社会科学と時事・文章理解・数的処理それぞれ何問ずつ出てくるのかと言いますと、

①社会科学と時事:24問
②文章理解:18問
③数的処理:18問

合計で60問出題されるというスタイルになっております。

60問と言われるとすごくキツいなって思うかもしれないんですけれども。先に申し上げました通り、問題の難易度は非常に低くなっておりますし、5肢択一式ではなくて4肢択一式という形でもありますので、実際にはいわゆる通常の教養試験と比較した時にはかなり楽になるのではないかと思います。

その意味においては、名古屋市の経験者採用教養試験対策をそんなに本格的にやったことがない方であったとしても、受かる可能性が出てくる試験になったんだ、そういう変更だと私自身は考えております。

初級レベル

ただし。質問者さんがご指摘の通り、無対策で挑んで大丈夫か?と言われますと、必ずしもそういうわけではないように思います。

もちろん個々人の受験生の基礎学力とか、これまでの学習経験というものにも依存しますけれども。無対策というのは積極的には推奨いたしません。

じゃあ具体的にどんな形で対策していけばいいですか?というお話になるんですけれども。端的に申し上げますと、初級レベルの参考書あるいは高卒程度試験レベルの参考書。これを各分野について一冊ずつミチミチやり込んでおいていただければ、それで十分お釣りがくるんじゃないかなと思います。

ここで気をつけておいていただきたいのが、”参考書のレベル”に関するものですね。先に私は初級レベル・高卒程度試験レベルのものを使ってくださいと申し上げましたけれども、要するにこれは、例えばテキストの難易度が、大卒程度試験レベルのものをやる必要はありませんよということなんですよね。

先に申し上げました通り、初級レベルあるいは高卒程度試験レベル。このレベルのものを一冊やり潰しておいていただければ十分お釣りがまいりますので、ぜひ、大卒程度試験レベルの参考書を無理してやる必要はないんだと、そういう風にご理解いただければと思います。

その上で。初級レベルとか高卒程度試験レベル、そういったレベルの参考書を選べばいいのは分かったんだけれども、書店に行ってみると初級レベルも高卒程度試験レベルも結構たくさん参考書があるんですよね。

ですので、これを見てくださってる皆さん方にあっては、どれを選べばいいんだろう?っていうのでもしかしたら迷われるかもしれません。

その場合には、私どもGravityは公式LINEというものをやっておりまして、この公式LINEにご登録いただいた方向けに「テキスト・参考書のオススメはこれです」といったご紹介をしております。

その中では初級レベルとか高卒程度試験レベル、もしもそうなのであればこういったものがいいですよというものをご案内をしておりますので、もしもちょっとどれを選べばいいのか迷っちゃうなという方は、Gravityの公式LINEにご登録いただいた上でそのオススメ参考書というものを使っていただければなと思っております。

概要欄にも公式LINEについての案内がございますので、興味がありましたらぜひそちらもご覧いただければと思っております。

軸足は論文・面接

しかし。皆さん方全員に強調しておきたいのが、対策の軸足はあくまでも論文と面接においていただきたいということですね。

今ほど申し上げたように、教養試験の対策というのは1次試験を突破するためにはぜひとも必要ではあるんですけれども、名古屋市経験者採用におきましては、全体の配点を見てみますと、論文と面接の方が圧倒的に大きいんですよね。

それを考えますと、教養試験にばかり注力してしまうというのは、明らかに戦略として間違えています。

特にこれは、名古屋市の経験者採用試験に限りませんけれども、経験者採用試験に不合格となってしまう方の典型的な特徴というのが、論文面接ではなくて教養試験に注力し過ぎてしまう・軸足を置きすぎてしまうというものが圧倒的に多いです。

ですので、教養試験は大事です。1次は突破しなくてはいけません。ですけれども、最終的に皆さんがガチガチに対策を固めるべきなのは、明らかに論文面接という形になってまいりますので、教養をやりつつも常に軸足は論文対策と面接対策に置いていただきたい、そういう風に思っております。

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